横浜と東京がIRカジノの候補者
irカジノ 東京とirカジノ 横浜は、関東地域でもっとも有力な候補地として残っています。
アクセスの良さが何よりの強みでお台場を候補地として選んでいる東京都と、すでにある湾岸周辺の観光地を活かしたカジノ統合リゾートが期待される横浜。
コンセプトなどが具体的に進む一方で、地元住民の理解が得られないなど、乗り越えなくてはならない壁が残っているのも現状です。
今回は、東京と横浜の有力視される理由と、両者が抱えている問題点を見てゆきます。
カジノ有力候補地に東京都?都知事は積極的なのに・・・
カジノ総合型リゾート(IR)の誘致に対して、当初積極的だった東京都。
もともと、東京都は石原都知事時代に「お台場カジノ構想」というものを打ち出しており、東京都にカジノを作ろうという動き自体は長いようです。
現在の小泉都知事はカジノ推進派でしたが、知事が所属する希望の党の勢いが失速、さらに自信の人気も低迷中で、具体的な案はまだ公表されていないようです。
東京には「日本一のアクセスの良さ」という強みがあります。
カジノ総合型リゾートを作るに当たって、最も重要になってくるのが集客率を高めることです。
そのためには、交通の利便性が欠かせませんが、東京都はその点での心配がありません。
国内移動で新幹線を使う場合は、札幌や福岡からも2時間弱で乗り入れることができますし、週末の旅行としても十分です。
また、カジノ総合型リゾートで期待される「インバウンド効果」ですが、成田と羽田両方で玄関口を確保できるのは大きなメリットです。
交通が優れていることは集客力の高さに直結しますし、これは東京都最大の強みでしょう。
関東の次候補は横浜 >カジノが神奈川県にできる可能性も?
2016年12月に通称「カジノ法案」が可決されました。カジノ法案は平たくいうと、「カジノ統合型リゾートを作ってゆきましょう」というものです。
カジノ以外にも宿泊施設、ショッピングモール、MICE施設などを1箇所に集めたリゾートエリアに関する運営ルールなどを決めてゆく法案です。
横浜市の「山下ふ頭」は、このirカジノ 候補地の誘致先として注目されています。
横浜駅からも車で10分ほどの好ロケーションで、「中華街」や「みなとみらい」も近く人を惹きつける魅力は充分にあります。
また、「山下ふ頭」の土地面積は約47haもあり、広大な敷地面積が必要なカジノ統合型リゾートの建設には問題もなさそうです。
横浜 カジノのコンセプトは湾岸がキーワード
2018年9月アメリカのカジノ大手、シーザーズ・エンターテイメントは横浜のカジノ統合型リゾートの構想案を発表しました。
シーザーズ・エンターテイメントは、世界各国で約50のホテル、リゾートエリア、カジノ施設を運営しており、そのうち9つは、カジノの本場ラスベガスで営業しています。
同社の構想するデザインコンセプトは「Wave(波)」で、横浜の海辺に美しい曲線が印象的な施設の建設を提案しています。
中心部には、カジノ統合型リゾートの核となる、ホテル、MICE施設(会議場や展示場)、
アミューズメント施設を備え、飲食店などが立ち並ぶエリアもあり、家族で楽しめるリゾート空間を目指しています。
横浜のカジノ誘致計画が抱える問題は?
2014年以降、カジノ 有力候補地の大阪とともに、積極的にカジノ誘致を進めていた横浜ですが、2017年ごろから横浜の林文子市長は、カジノ統合型リゾート誘致に関して慎重な姿勢を見せています。
というのも、横浜市民は当初からカジノ誘致反対派が多く、2019年4月の時点でも主にギャンブル依存症への懸念から、反対が6割を超えているからです。
また、誘致先の山下ふ頭に拠点がある横浜港運協会の藤木幸夫会長は、カジノに対して反対派。カジノ統合型リゾートよりMICE施設がメインの「横浜メッセ」で横浜の再開発を望んでいます。
irカジノはいつ一般公開されますか?オープンは?
方針では、まず3か所作られる計画の日本のカジノ総合型リゾート。
関係者によると、関西代表となる大阪府のカジノ総合型リゾートが一番最初にオープンするのでは、と言われています。
誘致先や概要も現実味のある大阪のir カジノ 大阪万博に前後して開業する可能性が高いので、日本最初のカジノは2024年〜2025年頃になりそうです。